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ポケモンGO の裏街道

ポケモンGO の裏街道
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米Nianticと株式会社ポケモンによる、スマートフォンアプリ< Pokémon GO >と連携する専用デバイス< Pokémon GO Plus >の販売が2016年9月16日から開始される。

「Pokémon GO Plus」って?

店頭実勢価格は3,500円前後の見込みの同製品は、接続したスマートファンがスリープ状態にあっても、「周囲にポケモンが現れた! /  ポケストップがある!」という情報をユーザーに通知する機能を有し、ポケモンの捕獲なども行うことが可能だ。

 

 対応OSはiOS 8~9、Android 4.4~6.0。対応端末はiPhone 5/5c/5s/SE/6/6s/6 Plus/6s Plusまたは、Bluetooth Smart(Bluetooth 4.0以上)対応で、メモリ容量2GB以上搭載のAndroid端末となっており、大部分のスマートフォンで利用できる。

 

< Pokémon GO >の表街道は、専用周辺機器< Pokémon GO Plus >に席巻されるかもしれない。

 

では、裏街道はどうなっているのだろう?

< Pokémon GO >の裏街道

実のところ、< Pokémon GO >の裏街道でユーザをリードしているのは、サービス対象地域外の< ロシア勢 >であることは、既に周知の事実となっている。

 

2016年8月時点での、< Pokémon GO >のサービス対象地域は、日本/オーストラリア/ニュージーランド/アメリカ/ヨーロッパ25か国/カナダ/香港/ブラジル/メキシコ/台湾/ASEAN加盟国(ミャンマーを除く)/パプアニューギニア/ソロモン諸島/フィジー/ミクロネシア連邦 であり、ロシア連邦内ではポケモンの捕獲は不可能だ。

 

にもかかわらず、トッププレイヤーの多くがロシア在住のロシア勢が占めている。

 

なぜか?

 

結論を急げば、理由は極めて明快で、これらのロシア勢は< GPSの偽装 >によって、室内にいながら世界のどこにでも出没できるというアドバンテージを有しているのである。
 

具体的な手法は様々で、スマートファン本体のGPS位置情報をマップアプリの指定座標と同期させる方式や、エミュレーターを介して< Pokémon GO >を動作する方法まで様々だ

運営と不正ユーザーのイタチごっこ

運営サイド側は、裏街道を走るユーザー対策を続けており、一定時間内に任意距離以上を移動した場合にはペナルティを課すなど、不正プレイの締め出し努力しているが、裏街道ユーザ間で行われる活発な情報交換によって、< ペナルティ発生条件の切り分け >などが進められ、回避方法が続々発案されている。

 

個人的には、一時的とは言え、世界を席巻するブームを真に楽しむならば、是非ユーザーには、表街道で楽しむのか裏街道で楽しむのかを、明確な意思決定の過程を経て選ぶことをオススメしたい。

 

漠然と歩むのではなく、決意と覚悟をもって選択した道は、たとえそれがどんな過程と結末に至ろうと、そうでない場合より、ずっと意義のある経験として未来の糧になるはずだ。

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