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業種業界別の炎上パターン②

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質問者: 前回に続いて、業界ごとの「炎上しやすいパターン」や特徴といったことをお聞きできればと思います。 「提供しているサービスが企業向けなのか個人向けなのかと言う部分で変わって来そうな話ですね。」 前回、IT系・ネット系企業について質問した際に、このようなことをおっしゃっていました。 やはりBtoBと、BtoCでは炎上しやすいポイントに違いがあるのでしょうか?

質問者:

前回に続いて、業界ごとの「炎上しやすいパターン」や特徴といったことをお聞きできればと思います。

「提供しているサービスが企業向けなのか個人向けなのかと言う部分で変わって来そうな話ですね。」

前回、IT系・ネット系企業について質問した際に、このようなことをおっしゃっていました。

やはりBtoBと、BtoCでは炎上しやすいポイントに違いがあるのでしょうか?


大和田:

かなり違いはありますね。

やはり、BtoCだと商品・サービスに対する批判が多くなります。
その場合、炎上・批判をする人たちは利用者になります。

BtoBの場合には、営業手法・方針、労働環境・労働条件、幹部やスタッフ批判など多岐にわたります。


質問者:

BtoBの場合、炎上・批判をする人たちは、利用者よりも内部の方が多いのでしょうか?この内容を見ると半々くらいですか?


大和田:

BtoBとBtoCを合算したデータですが、弊社へご依頼いただくケースで加害者(炎上させている人)の4割は社内または離職者です。
従って、BtoBだけとすると、もっと増えることが考えられます。

 

質問者:

なるほど。。。
以前からお伺いしているように、炎上させている人の中には離職者も多いのが実情なのですね。
もう従業員ではない、その時点では一応部外者ということになりますから、色々と大変そうです。
商品・サービスが批判されることと(BtoCのパターン)、会社自体が批判されたり労働環境・労働条件・方針などの内部を批判されること(BtoBのパターン)では、どちらの方が、企業にとってダメ―ジが大きいと思われますか?


大和田:

度合いにもよると思うのですが、BtoBのパターンの方がダメージが大きいと感じます。


質問者:

それはどうしてでしょう?


大和田:

と言いますのは、BtoCの場合には商品やサービスに対する批判・・・ではなく意見だったり感想が多かったりもするわけです。
しかし、BtoBの場合には、言葉の言い方の違いだけかもしれませんが、愚痴や不平不満、内部情報の流出だったりするわけですね。
従って、書かれる内容の質が異なってくるので、度合いによっては致命傷になる場合があると思います。


質問者:

そうなのですね。。
BtoCもBtoBも同じ不平不満を言われているかのように見えて、
一方は商品開発のヒントにもなり得る情報
もう一方は、内部情報の流出だったり会社自体への不満だったり…

難しいものですね。

あとは、会社の規模と炎上ポイントに関連はありますか?
中小・零細企業と、大企業では炎上する内容などが違ってきそうです。


大和田:

炎上しやすいのは大企業です。
それだけ知名度もあり注目されていますからね。

 

質問者:

そうですね、知名度がある方が炎上しやすい。


大和田:

しかし、私どもにご依頼いただく会社様の6割は従業員数が50名未満の会社さんです。
人数規模だけが企業の大小にはなりませんが、目安として。


質問者:

そうなのですか!
そこまで深刻な状況になってしまうのに、規模は関係ないという事なのですか?


大和田:

確率で言うと大きな会社さんの方が起こり得ると思います。
しかし、絶対数で言うと当然中小企業が圧倒的に多いです。
ですので、可能性としては中小企業では低いのかもしれませんが、規模の大小で炎上やそのようなネット上での誹謗中傷にさらされるケースは十分にあるという事です。


質問者:

そうなんですね。
中小企業で世間から注目を集めていない(大企業ほどには)といっても、炎上や誹謗中傷にあう可能性はゼロではないと。
考えてみれば当然なことですけどね!
さっきの話と複合すると、従業員や離職者が誹謗中傷してくることも多いということですもんね。
中小企業だけに絞るなら、どういった炎上パターンが多いのでしょうか?


大和田:

労働環境・労働条件・スタッフ批判などでしょうか。
スタッフや幹部批判が炎上とまではならないとしても、誹謗中傷を受けるケースが多いですね。
労働環境・労働条件などでも、炎上となるケースは何らかニュース報道がなされてしまったり、会社自体がネットユーザーにネタにされてしまい炎上するケースが見受けられます。


質問者:

中小企業でもニュースになってしまうことがよくあるのですか?


大和田:

よくはありませんよ。


質問者:

稀だけど、炎上になるには、それぐらいのインパクトが必要だということですか。


大和田:

何度もお伝えしている通り、注目されている度合いがひとつの炎上しやすさの理由です。
ですので、注目されれば些細な事でも炎上する可能性もありますし、あまり注目されていなくとも重大な問題だったケースであれば炎上する可能性は十分にあります。


質問者:

そうですね… 知名度×問題の重要性
という話にも前回なりましたね。
そしてどの会社もそうですが、炎上しなかったとしても、誹謗中傷が書かれてしまえばネット上にその内容はずっと残っていくという事ですから、
炎上に至らなくても、深刻に困られている方がいる
ということでもあるのですよね。。。
今日も勉強になりました。どうもありがとうございます!

 

 

 

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大和田渉

東京都生まれ。

高校卒業後に情報通信関連の一部上場企業に入社。

同社ではインターネット関連の事業部に所属し、退職後、モバイルメディア事業を立ち上げる。

2006年に株式会社アドリンクを設立、代表に就任。インターネット広告の代理店事業を開始。
2009年にネット上の誹謗中傷対策の分野に進出。
2013年、ネクストリンク株式会社に社名変更し、
ネット上の誹謗中傷対策事業を主軸として事業を展開して現在に至る。

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