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内部者による書き込みの対処方法

質問者: 今回は、従業員からの書き込みをどう対策するかについて、お話を伺いたいと思います。 以前、”ネット上にある企業の悪評の中には、従業員からの書き込みも多い”というお話を伺いました。内部の人間から悪評が立っているということで、企業にとっても非常にマイナスかと思います。 できれば少なくしたい・・・というのが本音だと思いますが、これらを対策する方法などはあるのでしょうか?

質問者:

今回は、従業員からの書き込みをどう対策するかについて、お話を伺いたいと思います。
以前、”ネット上にある企業の悪評の中には、従業員からの書き込みも多い”というお話を伺いました。内部の人間から悪評が立っているということで、企業にとっても非常にマイナスかと思います。
できれば少なくしたい・・・というのが本音だと思いますが、これらを対策する方法などはあるのでしょうか?


大和田:

対策する方法=企業側にとって恣意的にコントロールするという意図が強い場合には難しいかもしれませんね。
企業側の内的な要因によって出てしまっている悪評の場合には、当然内部の問題を改善しなければ根本解決にはなりません。
そういった意味では、「恣意的に」コントロールする事は難しいでしょう。
次に、内的な要因ではなく事故的に発生したケースです。
例えば逆恨みされてしまって、事実無根な書き込みをされるなどです。
こういった場合には、事前に就業規則等に盛り込んだり、社内でネット書き込みについて周知する機会を設けたりすることにより軽減する事は出来るのではないでしょうか。


質問者:

そうですね。事実についての書き込み自体を制限・コントロールすることは根本解決になっていないので、根源の問題を解決することが最重要課題です。
2番目の事故的なケースは、就業規則などで軽減されるケースもあるということですね。
ネット書き込みに関する周知、とは具体的にどんなことを周知すればよいのでしょう?


大和田:

大きくはネット書き込み等による炎上の事例や、社内情報の書き込みをすることが就業規則に反している事を啓蒙する事ですね。
もうひとつは匿名で書いても個人が特定される可能性があるという事を知らせておくことと、内容によっては刑事罰等になる場合がある事も知らせておくことですね。


質問者:

炎上事例を紹介するのは、危機感を持ってもらうことが目的でしょうか。気軽に投稿した内容が、大惨事になる、というような。
情報が情報であれば犯罪になりえる、ということを伝えていくことが重要だと。
いずれにせよ、従業員にも(もちろん社長も役員も)ネット利用時の危機感を伝えていくのが大切ということなのですね。
ちなみに、「○○(会社名)の従業員集まれ!!」といったような名指しで悪評が書き綴られた掲示板などもよく見ますが、これらは削除することは不可能、という認識でよいのでしょうか?


大和田:

そのような対処は一般的に弁護士が行っておりますので一概には言えませんが、今まで見ている中では削除されているケースも見受けられます。
細かい話ではありますが、今言われた「○○の従業員集まれ!」だと削除されないかもしれませんね。
例えば「○○の社長はセクハラおやじ」とかだと削除されるかもしれません。


質問者:

削除できるケースもあるのですね。
「○○の従業員集まれ!」は、削除されなくて「○○の社長はセクハラおやじ」は削除される可能性があるのはなぜですか?
個人に対する攻撃だからなのか、それとも「セクハラおやじ」といった直接的な表現が問題なのでしょうか?
境目が難しいです。。


大和田:

厳密に決めるのは裁判官になってくるので一概には言えませんが、名誉棄損になりうるからと言う事ですね。
集まれ!は集まれ!と号令をかけているだけですので。


質問者:

なるほど。。名誉棄損になり得る書き込みかどうか、が削除のひとつのポイントでもあるということでしょうか。
実際に、ネット上の書き込みが原因で、従業員を訴えたことのある企業は多いものでしょうか?


大和田:

多いかどうかは分かりませんが、私どものお客様には多数いらっしゃいます。
こればかりは職業柄と言うのがありそうなので、なんとも言えませんが、規模の大小関わらず起こっている事ですので、珍しい事ではないと感じております。


質問者:

珍しいことではない・・・
その言葉で、数の多さが伺えますね。企業が個人を訴えるという事について、従業員側も、おそらくあまり考えたことはないかと思います。
裁判にまで発展すると、お互いに気持ちの良いものではないですよね。
書き込まれてしまうような問題は、企業側が根本解決に向けて努力する方が良いですし、従業員側もネット利用に関しての正しい危機感を持つことが大切なような気がしますね。
今日もありがとうございました!

 

 

 

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大和田渉

東京都生まれ。

高校卒業後に情報通信関連の一部上場企業に入社。

同社ではインターネット関連の事業部に所属し、退職後、モバイルメディア事業を立ち上げる。

2006年に株式会社アドリンクを設立、代表に就任。インターネット広告の代理店事業を開始。
2009年にネット上の誹謗中傷対策の分野に進出。
2013年、ネクストリンク株式会社に社名変更し、
ネット上の誹謗中傷対策事業を主軸として事業を展開して現在に至る。

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