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改めて考えるネット炎上

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質問者: 今日は、「ネット炎上」という状態について少し詳しく解説いただきたいと思います。 よく、ネットが炎上した、等と言われますが、よく整理できていない人も多いのではないでしょうか。 炎上とは、具体的にどのような状態のことを指すのでしょうか?

質問者:

今日は、「ネット炎上」という状態について少し詳しく解説いただきたいと思います。
よく、ネットが炎上した、等と言われますが、よく整理できていない人も多いのではないでしょうか。
炎上とは、具体的にどのような状態のことを指すのでしょうか?


大和田:

wikipediaによると

「炎上(えんじょう英: Flaming)とはなんらかの不祥事をきっかけに爆発的に注目を集める事態または状況を差す。またこのような状態を祭りとも呼ぶ。」

また

「田代光輝は炎上を「サイト管理者の想定を大幅に超え、非難・批判・誹謗・中傷などのコメントやトラックバックが殺到することである(サイト管理者や利用者が企図したものは「釣り」と呼ばれる)」と定義している。」

とあります。
田代光輝氏の定義が分かりやすいですね。

何らかの言動に対してのネットユーザーからのバッシングや攻撃と言うのが、もっと砕けた感じでしょうか。

 

質問者:

田代光輝氏によると、サイト管理者の想定外に、コメントやトラックバックが殺到することなのですね。
この定義の中には、「非難・批判・誹謗・中傷など」と書かれていますが、ネガティブな反応やバッシングだけが炎上と呼ばれるのでしょうか?
例えば、肯定的な意見で盛り上がった際には、炎上と言わないのですか?


大和田:

ネガティブなものが炎上と言う事で正しいですね。
 祭りと言う言葉が肯定的な場合には適しているのではないものかと調べてみましたが、あくまで炎上≒祭りですので、今回のケースで該当する言葉がありませんね。
最近の言葉で行くと、ポジティブな事が拡散するというような感じでしょうか。
しかし、拡散だと炎上とは少し離れてきますが。


質問者:

そうですね、、芸能人のブログなどで凄くいい言葉をその人が発信したとします。
もちろんシェアされますが、ブログのコメント欄などが

「素敵!」
「私も見習いたい!」
「そうだと思います!」

といった言葉で埋め尽くされているのを見かけます。
これは炎上ではない、、ということですよね。

やはり、非難・批判が大量に押し寄せてくることが炎上なのでしょうね。
これまでの経験で、炎上に合われてしまった方がどこでどのように炎上してしまったか、などお話しいただくことは可能ですか?


大和田:

以前お話した一般の主婦の方がブログを書いていたら、多くの個人情報がネットに出回ってしまったケースが分かりやすいと思います。
下記のような流れで炎上していきました。

①個人的な趣味として日常生活のブログを書いていた。
②ネット上のユーザーXが、そのAさんのブログを閲覧。
③ネットユーザーXはAさんのブログの内容が気に入らなかったのか、その内容を巨大掲示板に悪口を書き込み。
④掲示板ユーザーたちはXに共感?したのか、掲示板内で悪口をたくさん書き始める。
⑤その後、掲示板ユーザーたちはAさんのブログに粘着するようになり、ブログの写真や文章の内容から推測しAさんについて調べ始める。
⑥Aさんが書いた記事内の写真に掲示板ユーザーの一人Zが見覚えのある風景だと発見。
⑦その後、掲示板ユーザーがAさんの自宅を確認し、Zの記憶が事実であるが確認された。
⑧さらに、Z?かは特定できないが、Aさんの自宅や個人情報を表面的に特定したのち、手段は不明だがAさんのご主人の名前や勤務先まで特定。
⑨個人情報がインターネットの世界にAさん家族が知らぬ間に拡散。


質問者:

以前お話しいただきましたね!

なるほど…
この場合は、掲示板が炎上している場となっていますが、ご自身のブログは炎上していなかったのでしょうか?


大和田:

このケースではブログは炎上していませんね。


質問者:

では、「炎上」という状態をまとめるとしたら

・サイト管理者の想定を大幅に超えて、ネガティブな投稿が殺到している状態

・炎上を受けている本人が管理している場とは別の場所で起こることもあり得る

・ポジティブなワードで投稿が殺到している場合は、炎上とは呼ばない

ということでしょうか。

ちなみに、「炎上中」の期間は一般的にどのくらいなのでしょうか?すぐに収まるものなのでしょうか。


大和田:

数日から数か月にわたるものまで事案によりますね。
違いとしては、情報の重要性や問題自体が解消されているかなどによります。
事故や不祥事が起こって、その問題に対して企業が謝罪や解決方法を示さず対処していない場合には、炎上し続けます。


質問者:

炎上があるということは炎上させる側もいるということですよね。
では、時間が経っても企業側が対処しない場合には、彼らはあきらめず?に炎上させ続ける、と考えてもよいのでしょうか。


大和田:

それも重要度によるでしょうね。
社会的に影響力が高い企業や人物であればあるほど、期間は長くなるでしょう。
しかし、炎上し続けるというのは、正直あまり聞いたことはありません。


質問者:

リアルタイムで炎上し続けるのは可能性としては低そうですね。
もちろん、炎上後にはネット上に誹謗中傷の痕跡が残るわけですが。。
一瞬の出来事でも、被害は大きいですよね。

「炎上」は、一時的にネガティブな言論が対象に殺到しており、その期間は重要度によるということですね!
どうもありがとうございました。

 

 

 

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大和田渉

東京都生まれ。

高校卒業後に情報通信関連の一部上場企業に入社。

同社ではインターネット関連の事業部に所属し、退職後、モバイルメディア事業を立ち上げる。

2006年に株式会社アドリンクを設立、代表に就任。インターネット広告の代理店事業を開始。
2009年にネット上の誹謗中傷対策の分野に進出。
2013年、ネクストリンク株式会社に社名変更し、
ネット上の誹謗中傷対策事業を主軸として事業を展開して現在に至る。

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