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中規模通販サイトで考えるべきこと

中規模通販サイトで考えるべきこと
中~大規模通販サイトを大きく分けると、二通りあります。 一つは、amazon等に代表される、様々なカテゴリを網羅した、大規模総合通販サイトです。 もう一つは、特定のカテゴリのみを扱っているものの、そのカテゴリ内に大量の商品がある中規模通販サイトです。 あらゆるカテゴリを網羅的に扱う場合は、個々の商品の専門性が薄れ、利用者視点でのメリットは、ほぼ「コストパフォーマンス」のみとなります。 というのも、amazonや楽天等の強力なライバルが既に存在しており、敢えて他のサイトで買い物をするというメリットが見出せないからです。 また、この記事をご覧になっている方は、どちらかというと、特定カテゴリを扱う中規模通販サイトを運営する方が多いと思いますので、特定カテゴリの商品を扱う通販サイトという前提で話を進めさせていただきます。

■ターゲット層を考える

例えば、極端な例ですが、「ファッション」と「食料品」を同一サイトで販売するという事を考えてみましょう。
何も考えずに、そのままやってしまうと、利用者層がサイト内で二つに分断されているという状況が生まれます。
これでは、「何がしたいWebサイトなのか意味不明」となってしいます。
これは極端な例ではありますが、「商品数が多い」という事は、「色んなものを売っているのでたくさんの客が来る」と単純な話になるのではなく「コンセプトが薄くなり、中途半端なWebサイト」というリスクが常に存在すると認識するべきです。
むやみに扱うカテゴリを増やしたところで、「節操がなく」「本当にここで買っても大丈夫か?」という印象すら与えてしまうかもしれません。

上記の例でも、例えば、「医療福祉向けで、介護者を手厚くサポートするための通販サイト」であればどうでしょうか?
または、「乳幼児向け通販サイト」であれば、「ファッション」と「食料品」を同一サイト内に収めるのに違和感はありません。

いずれにせよ、「ターゲット層」を的確に見極め、それに適したカテゴライズと商品ラインナップを展開する必要があります。


■中~大規模サイトのメリット

商品コンセプトが明確な小規模サイトに比べ、中~大規模サイトは個々の商品を個別にアピールするのが難しいと言えます。
毎日の仕入れや、事務処理のコストはもちろんの事、サイト規模自体も大きくなる傾向にあるため、運用コストが増大し、商品個別のプロモーションに、人的、時間的リソースの配分をする事が難しくなるためです。

それでは、商品数が多い中~大規模サイトのメリットは何か?
それは、「カテゴリ内の選択肢の多さ」または「商品の組み合わせによる相乗効果」です。
この二つのメリットを活かすための仕組みを導入する事で、より高い顧客満足を得られる事が期待できます。

 

■商品を見つけやすくする

商品数が多いため、商品の検索機能を充実させる必要があります。
ここがマズいと、折角の豊富なラインナップも、宝の持ち腐れと言えます。
まず考えるべき事は、適切なカテゴライズです。利用者は、ある程度明確な目的を持ってWebサイトを訪れるので、最適なカテゴライズと、導線設計により、目的の商品を見つけやすくする事が重要になります。


■新着商品をアピールする

商品数が多い通販サイトでは、日々新しい商品が入荷されている事と思います。
もし、扱っている商品の売れ行きが、時期によって変動するのであれば、シーズン毎に、トップページに掲載すべき商品を更新すべきです。

また、固定客(=リピーター)が多いWebサイトの場合、新着商品が出たらすぐに買ってくれるお客様が多いという傾向があります。
特に、ファッション関係や、専門性の高いカテゴリの商品を扱っている場合はその傾向が顕著です。
リピーターに満足してもらえるように、トップページは常に最新の状態に保ちましょう。

また、メールマガジン等で、新着情報をいち早くお届けするというのも効果的です。

 

■リマインド機能

商品数が多いという事は、それだけ「組み合わせて使える商品」というものが発生する可能性が高くなります。
また、運営していく中で、注意深く観察してみると、同時に購入されている商品の組み合わせというのが見つかるかもしれません。
同時に購入されているという事は、なんらかの相乗効果が見込める商品である可能性があります。
もし、そのような商品が豊富に存在するのであれば、「リマインド機能」によって、「ついで買い」を促す事が出来ます。
よくある「この商品を買った人は、こんな商品も買っています」という機能を見た事があると思います。
リマインドというのは、そのように、別の商品の購入も同時に促す機能を指します。

その他、商品詳細ページに「合わせて買いたい」という名目で、他の商品を表示させたり、「類似の商品」等も、総じて「リマインド」と呼びます。

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18kb

幼少の頃、家にあったパソコンで遊びながら独学でプログラムを覚える。

専門学校中退後、ゲームプログラマとしてキャリアをスタートし、老舗プロバイダ・レンタルサーバー会社での勤務を経て、現在はWebプログラマに専従(といいつつ、たまにWindowsやスマホアプリを開発する事も・・・)

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コメント(1)

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  • かわさん

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